MVNOの選定は価格やサービスだけでなく事業者も対象とするべきではないかという話

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MVNOは価格やサービスだけで決めるのはあまり良くないのではないかという話をします。



MVNOはここ最近で事業者がかなり増えています。悪く言うと乱立しています。
その結果、価格競争が激しさを増し、選定の材料としては価格やサービス内容が主になっている様ですが、その中で私としては選定する材料として加えてほしいのがMVNOサービスを提供している事業者です。

MVNOの仕組み

少し細かい話からになりますが、まずMVNOはMNOから何を借りているのかというところから書くと、それは「要所に立っている基地局とユーザ端末間の通信」です。

この間は接続を可能にするだけなので、MNO、MVNOに違いはありません(繋がりやすさはユーザ端末が対応する周波数によって変わるので注意)

では、それでインターネット繋げるのかといえばそうではなく、MVNO側で別途「MNO~MVNO~IX」間の通信設備を準備する必要があります。
※IX = インターネット相互接続ポイント

特にインターネットの出入り口であるMVNO~IX間の通信が絞られてしまうと速度低下に繋がります。
そのため、MVNOがここにどれだけ注力するかによって土管の大きさ(接続回線容量)に違いが出てきます。
#これについてはドコモのMVNO事業者向けページがあるのでご参考に。
MVNOとしての事業をご検討の事業者様へ: ドコモ

ではどのMVNOがいいのか

ようやく本題になりますが、接続回線容量はIXとの契約によるため、やはり元からISPといった通信事業を糧としている企業は元々ある程度のインフラは持っているでしょうから、今後の増強が期待出来ます。
それに該当するサービスをいくつか挙げると以下になります。まあ案の定、大手ISPになりますね…。

  • OCN モバイル ONE (NTTコミュニケーションズ)
  • IIJmio (IIJ)
  • BIGLOBE SIM (BIGLOBE)
  • @nifty (ニフティ)
  • ぷららモバイル (NTTぷらら)
  • So-net モバイル (So-net)

それと技術面においても重要です。例えばiOSの新バージョンでプロファイル対応ではIIJが早いです。
iOS 9、IIJmio SIMで全機種動作確認しました: てくろぐ

他にもIIJの話をすると、過去にau回線を提供しているmineoがiOS8では技術的な理由で通信できないという公開をした後、IIJが解析を行って接続が確認できたプロファイルの技術共有をしたとことがありました。


MVNOでは設備を整えるだけでなく、技術的な問題を対処できる企業を選ぶことも必要ではないかと思います。
(それが当たり前になるのが理想ですが、乱立具合を見るとサービス保守できない所もありそうなので…)

まとめ

  • 価格やサービスも大事だけど、提供する企業も調べてみるといいかも
  • その企業が元々通信事業をしているとサービスの維持や増強が見込めるかも
  • 個人的には総合的にIIJmioがおすすめ


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