HTC 10 レビュー: ユニークで美しい金属ボディ、実用的になったカメラを搭載したハイスペック端末です

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HTC 10(US版)を購入したのでレビューします。

HTC 10は既に日本でもauからHTV32として発売していますが、バンドの掴みは最高な反面、カラーにはシルバーがないのと、auのOTAアップデート頻度に心配があったので今回US版にしました。

スペック

  • OS:Android 6.0 (Marshmallow)
  • ディスプレイ:5.2インチ Super LCD 5(2560×1440ピクセル)
  • SoC:Qualcomm Snapdragon 820@2.2GHz
  • RAM:3GB
  • 内蔵ストレージ:32GB
  • リアカメラ:12MP (HTC UltraPixel 2 with 1.55μm pixel)、f/1.8、光学式手ぶれ補正(OIS)、レーザAF、LEDフラッシュ
  • フロントカメラ:5MP (1.34μm pixels)、f/1.8、光学式手ぶれ補正(OIS)
  • I/F:MicroSD、NanoSIM、USB3.1 Type-C、NFC、3.5mmオーディオジャック
  • 通信:Wifi(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4 & 5 GHz))、Bluetooth 4.2
  • ネットワーク:3G(850/AWS/900/1900/2100 MHz)、LTE(B1, 2, 3, 4, 5, 7, 12, 13, 17, 20, 28, 29, 30)(Cat 9対応)
  • サウンド:HTC BoomSound Hi-Fi Editionスピーカー(Dolby Audio対応)
  • センサー:光、近接、G、コンパス、ジャイロ、磁気、指紋
  • バッテリー:3000mAh
  • 大きさ:145.9 x 71.9 x 3.0mm
  • 重さ:約161g

開封

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化粧箱は過去のOneシリーズと同様のデザイン。Unlock版なのでキャリアロゴは書いてありません。

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付属のQuickCharge3.0対応電源のプラグは日本と同じA型です。

ボディ

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シルバーが入ると金属っぽさがあって良いですね。日本でも出して欲しかった…。

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ディスプレイは流行りの2.5D加工。ディスプレイのみの液晶シートを貼ると縁が浮く形状です。
下部にはホームボタン兼指紋認証があります。タッチ式なので押すのに力を入れる必要はありません。
その左右には戻る、アプリ一覧ボタンがあります(デフォルトは操作時にしか光らないようになってます)
これらボタンの位置はかなり下にあるため、片手操作だと指が届き辛いです。

fingerprint
指紋認証はこの通り速いです。

しかし、前面はぱっと見てどのメーカーもデザインが一緒なのが残念。
ガワの金属ボディでどうにか判別できるレベルです。

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USBはフラッグシップらしく3.1 Type-Cとなっています。
右側にはスピーカーがあります。一見モノラルのようですが、実際は上部のスピーカーとのデュアルスピーカーであり、こちらは低音を出すウーファーとして機能しています。
過去のフラッグシップ機は前面に置いてあったので、スピーカー再生を重視しているユーザは少しがっかりするかもしれません。


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上部はイヤホンジャックがあり、ハイレゾにも対応。

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左側にMicroSDカード、右側にNanoSIMカードスロットがあります。
ちなみに昨年のフラッグシップ機のHTC One M9はこの位置が逆でした。

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HTC 10の特徴の1つである背面ボディ。
歴代のフラッグシップ機はより金属っぽくテカらせたり、ヘアライン加工したりしていましたが、HTC 10はOne M7(or HTL22)に似た落ち着きのある加工になりました。
質感はマットなので滑りにくいため、裸運用で油断して落とすという心配は少なくなりそう。

カラーはGlacier Silverですが、US版に限っては前面は黒になります(別バージョンのGlacier Silverは前面が白)。この組み合わせがほしいせいでわざわざUS版を買う羽目になりました。後悔はしてない。

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さらにこの大きなダイヤモンドカットが金属ボディに映えます。
下部にはキャリアロゴや認証情報の記載がなく型番のみでかなりシンプル。背面はやはりこうあるべきだと思うんです。
ちなみに日本版はHTCロゴが小さかったりと残念な仕様になっていますね。

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ディスプレイの解像度はWQHDですが、バッテリー持ちを考慮してFHDでも良かったのではないかなと思ったり(単に目が悪く違いがわからないだけです)

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手元にあった端末でディスプレイの明るさを最大にして並べました。左右はHTC One M9とNextbit Robinです。
そもそも明るさにかなりバラつきが出てしまい比較としては微妙かもしれませんが、HTC 10は色温度が高めなようですね。

ソフトウェア

Screenshot_20160701-185228
ソフトウェアに違いはないので日本語はきちんとあります。

(bootloader) kernel: lk
(bootloader) product: htc_pmewl
(bootloader) version: 1.0
(bootloader) imei: XXXXXXXXXXX
(bootloader) version-main: 1.53.617.5
(bootloader) boot-mode: download
(bootloader) version-baseband: 1.0.U010071@60419.3
(bootloader) version-bootloader: 1.0.0.0000
(bootloader) mid: 2PS650000
(bootloader) cid: BS_US001
一応、get varall結果も(IMEIは伏せてます)
購入時のファームウェアverは1.53でした。


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UIはSense UIですが、One A9からの流れは変わらず、所々ピュアAndroidを意識したものになっています。自社製のアプリをやめてGoogleアプリに移行しているのもその一貫です。

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HTC BoomSoundも引き続きあります。音がステレオではっきりと出るミュージックモードと、サラウンド出力のシアターモードが選択可能。ただ、ミュージックモードだと、スピーカーの位置もあって下部の音が多少大きく感じてステレオ感がない気がします。

ネットワーク

スペックでも記載しましたが、US版は以下のようになっています。
3G(850/AWS/900/1900/2100 MHz)、LTE(B1, 2, 3, 4, 5, 7, 12, 13, 17, 20, 28, 29, 30)

過去のHTC機ではUS版というのは日本では主要なLTEバンド1が対応していなかったりしていましたが、HTC 10では対応しているため、国内でも都市部であればどうにか使えるレベルです。
一応、ドコモ回線のIIjmioでは接続確認ができていますが、カラーに不満がなければドコモのプラチナバンドのB19も対応している国内版(HTV32)を買うのがおすすめです。

あとは国内版のRUUが流出すればそれにすげ替えるか、radio焼くかしかないと思います。
どちらにせよ国内版のが出回るのを待つしかないです。

カメラ

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リアカメラはちょっと出っ張ってますが気にするレベルではないです。センサーはNexus 6Pなどが採用したSony製の裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」を搭載している「IMX377」です。
さらにレーザーAFや光学手ブレ補正(OIS)が搭載し、HTCのカメラでお馴染みの暗所撮影向けです。

今回、HTC 10はDxOMark MobileのスコアではSamsung Galaxy S7 Edgeと並んで首位の88と本気度が伺えます。

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カメラアプリのUIも一新され、サイドバーにメニューを表示するシンプルな形になりました。

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フォーカスはとても速いです。また、フォーカス横に明るさ調整が出来き、煩わしい操作が軽減されています。

以降は前年フラッグシップ機のHTC One M9のカメラとの比較。設定は全てオートで行いました。
カメラ画質はそこまで詳しく比較はしませんのでご了承ください。
#M9のカメラは東芝製の裏照射型2000万画素CMOSセンサーです。

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上:HTC 10
下:HTC One M9

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上:HTC 10
下:HTC One M9
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上:HTC 10
下:HTC One M9

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上:HTC 10
下:HTC One M9


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上:HTC 10
下:HTC One M9


まとめ

デザインは変わったものの、HTCらしさを残したまま順当に進化しています。
特に一番進化したのはおそらくカメラだと思いました。

しかし、ステレオスピーカーがあまりステレオっぽくなくなってしまったのが残念なのと、物理ナビキー、指紋認証の位置は手の小さい片手ユーザにはつらいなと感じます。
丸みもあるので5.2インチながら持ちやすいのですが、右手操作になると戻るボタンは結構下を持つことになるため落下には注意が必要です。
画面占有率が増えて視認性は上がりましたが、操作性なら昨年のOne M9の方が上かも。

それでも総合的に見ればフラッグシップ機としては間違いなく上位であり、おすすめできる端末です。


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